27と、同玉、28香(ア)、37玉、
38馬上、36玉、27馬、25玉(イ)、
26馬(a)、14玉(ウ)、15馬、同玉、
16歩、同玉、38馬、27桂(図1)、
同馬、15玉(エ)、26馬、14玉(図2)、
25馬、同桂、26桂、24玉、
34飛、15玉、14飛 まで27手
馬が一歩一歩進んで消える。
平易ながらその繰り返しがテーマです。
ただし1枚目は4歩で駒取り、2枚目は3歩で捨駒なので、リフレインと呼べるかは自信のないところです。
一応捨合で詰将棋らしくなりました。
25馬捨てがよかったというコメントをいくつか頂きました。
平均3.8を超え、この作品も自分の期待を超える評価となりました。
なお8手目と10手目の玉方応手は限定です。
リアルで出題した際には10手目24玉の形で苦戦する方が多いようでした。
作意同様でも詰むのですが、早詰がありますので図6で詳細を載せます。
(ア)17玉は18歩~38馬上、27合、同馬~36馬。
(イ)35玉は26馬で(ウ)24玉に合流し早い。
(ウ)24玉は44馬以下早詰。図6で詳解
(エ)非限定。25玉も可
(a)37馬(図4)は、
27桂、同香、26桂、同馬、14玉、36馬、25桂(図5)の3連続桂合で逃れ。36馬のところ、23馬~15馬は34玉で捕まらない。
(ウ)の変化。10手目24玉に対しては44馬。
まず25打合や25桂跳は34馬寄。
単に25飛だと34馬上、14玉、25馬~16歩~26馬以下23手。
よって図6では26中合(xとする)が必要で、同香、25飛、同香で
(1)同玉は26飛以下最長23手
(2)14玉は23馬以下最長21手
(3)15玉は以下の場合分けで最長21手
[A]x=桂なら27桂
[B]x=金銀なら26x
[C]x=飛なら16歩
[D]x=香なら16歩、同玉、17飛~34馬上
(4)同桂は34馬上、14玉で
[A]x=桂なら15歩~27桂で23手
[B]x=金銀なら15歩~26xで最長23手
[C]x=飛香なら25馬~26飛で25手
従ってどの変化も25手以内で割り切れる。