読み筋通りに21飛成、同玉、65桂、88玉、77金、97玉と進んだ局面。
87香成!、同桂、99竜で投了。
以下98合は同竜で無効、86玉は87金以下並べ詰み。竜が99まで通るのをうっかりしたというわけ。
戻って最初の図では…
コース1:23桂成。これも読んだのだが、同玉(同金は21竜)と逃がすのを嫌って本譜を選んでしまった。23同玉に78角、45歩、同角、34桂(34金打は同角以下詰み)、35銀打!で一手一手。
コース2:本譜同様77金まで進んだときに同銀、同桂成、同玉、79竜、67玉と進め、
69竜、68桂、55桂、56玉、45銀、同玉、44飛。
以下56玉、42飛と一瞬詰めろ逃れの詰めろだが、54角と切り返して勝ち、というもの。ただし勝ちだと信じてこの変化に踏み込める自信はとてもない。
一番最初の局面でトン死が読めていたら、桂も渡したくないので、恐らく自分は単に78角と打っていただろう。