Case 0

図1は部分図。片美濃に48歩、39金を利かせたところ。ここからソフトは49金と貼りつく手を選ぶことがある。

図1(先手陣と後手持駒のみに着目)

放置するのは39金、同玉となって途端に安全度が下がるので、通常は同銀、同歩成、同金と進む。次いで89飛、38銀と埋めたとする(図2)。

図2と図1の2手前の局面を比較すると、後手は1歩を犠牲にゼロ手で飛車を打てた計算になる。

49金の直接の意味は連携を乱して離れ駒を作ることで、その結果スピードアップを可能とするものだったことがわかる。

・駒をはがし、相手の連携を乱す

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