図巧8番 9

7日目(12月13日)Part 1

4手目33同桂がまだ詰まない。
今日は5手目で変化してみる。

33同桂以下、34銀、42玉、43金、41玉、52桂成、同馬、53金(図18)はどうか。

図18

以下、45歩、同香、同桂、52金、同玉、92飛成、82金合、43銀成、同玉、44と、52玉(図19)が妥当な進行。

図19

以下34角でも43角でも62玉で詰まない。5手目34銀もうまくいかなそうだ。

つづく

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図巧8番 8

6日目(12月12日)

作意がわかったので今日は少しサボる。
読みの量が今日は少ない。

懸案の4手目33同桂の変化。
今までは5手目から52銀、同馬、32桂成、44合、同金、同角、同と、32玉(図5)までを必然と考えていた。5手目以降の変化の余地を見直してみる。

図5

5手目52銀、同馬に、平凡に52同桂成は?
同玉(図17)で逃がしてる感があるが。

図17

43香成!の追撃がある。取ると34角~52金~21歩成~12角成~23桂成。
ただし43香成に61玉と逃げられると91飛成、81歩で届かない。

図17で工夫して、92飛成を利かすと?逃げる手はない。
(1)62銀桂歩合はそこで43香成、41玉(同玉は前述)、52角~21歩成~32成香~23金~32金打~12金~13香で詰み
(2)62金合・62角は41角で詰み
(3)82銀桂歩合は43香成、61玉なら81竜があって続きそう
(4)82金合が手強い。43香成、61玉で逃れ?

(太字が詰んでない変化)

43香成の感触がよく、決まったと思ったが、まだ先がありそうだ。

つづく

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図巧8番 7

5日目(12月11日)Part 2

4手目33同桂の変化で煮詰まったので、33同歩のほうを読むことにする。

再掲図7

以前は43金、同馬、同と、22玉で29飛や92飛成を読んだ。

試しに図7の瞬間に87角を入れてみる。同竜とし、43金、同馬(22玉には33と~34桂でピッタリ)、同と、22玉で34桂、同歩、77角(図12)があるか?

図12(見つけたか?)

持駒ゼロだが、同香成は29飛。同竜は92飛成で続く。

図12以下同竜、92飛成に金銀合は簡単。桂合もバラして24桂。よって角合で、やはりバラして・・・(図13)

図13

23角、21玉、32金~12角成~13香で詰んだ!
・・・と手数を数えてみると35手。あれ?
よく見ると33玉がある。33の歩を頭の中でちゃんと動かせてなかった。

とはいえこの変化はもう詰んでるはず。
気を取り直し23金、31玉(21玉は32角~12金~23桂成)、22角~12金、32玉(同玉は13角成以下同駒)、33香~23桂成~13角成~22馬(図14)。

図14(詰め上がり)

ちょうど41手。遠角2発も入っており、これが作意で間違いない。詰んじゃったよ。

作意から以下がわかる。
・4香使用は32香合をなくす意味
遠角のための遠角という構想
・構想を見えづらくする工夫
・・・初形に角を持たせない
・・・最初の遠角を無効に見せかける
・・・77~22ラインをあとから空ける

収束にも図巧らしさが見える。
狙いを実現した後に「駒を片付ける」ような手法は、図巧の他の作品でも見かける。飛車を消し、33香、23桂成とできるだけ少ない駒数での詰め上がり。

念のため87角以下がちゃんと詰んでいるかを確認する。

まず図12の77角は以下。
(1)33合で、金合以外は29飛~21飛成。金合は29飛、11玉、33角成。
(2)44・55・66合は29飛~21飛成~32金~23桂生を防いでいない

次に図7で87角のところ。少し変化がある。

再掲図7

(1)43合は同と
(2)54~76合は43金以下作意同様
(3)42玉は43と~52と、同玉、92飛成、62金、43香成、75桂(図15)で、

図15

・同成香は54金~94竜
・74玉は94竜
・同香は83竜~54角打~74金
(4)31玉は21歩成で(3)より得
(5)22玉は23金~21角成~43と~52と~43馬(図16)で

図16

・63玉は52角、72玉、92飛成以下
・62玉は61金、63玉、52角~92飛成

今日は作意を見つけ、大きく前進。
あとは33同桂の変化をクリアすれば完了だ。

つづく

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図巧8番 6

5日目(12月11日)Part 1

昨日の続き。図5から43金を読む。

再掲図5

43金、41玉、91飛成、81歩、52金、同玉(図10)と進めてみる。飛成の場所とタイミングはあとで調整する。

図10

・41角は61玉で続かない。
・34角、62玉、53と、同玉、43角成、62玉、92竜、82合、63歩、同成香、51角、72玉、61馬、同玉、81竜、71合でダメ。
・34角、62玉、92竜、82合、61角成!、同玉、81竜で62玉なら63歩、同玉、41角~52角成~72竜があるが、81竜に71合でダメ。

図10は見込みがない気がしてきた。

図5から43角も43金も不詰かもしれない。
遡って変化の余地を探る。8手目44合のときに33成桂や44同香を考えないといけないか?

例えば44同香、同角、同金、32玉(図11)。

図11

33金!という強引な手も見える。しかし41玉も33同玉も詰まない気がする。直感的には46香は残した方が詰みやすそうだが・・・。

4手目33同桂の変化を掘り下げたが、残念ながら進捗なし。

つづく

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図巧8番 5

4日目(12月10日)

昨日の82金合の周辺をもう少し探る。

再掲図5(8手目44合は歩と仮定)

一昨日はここから43角、41玉、52角成、同玉(図6)、92飛成、82金合を読んだ。

再掲図6

図6の周辺を読む。
・41角、61玉、91飛成、81歩合はダメ
・53金、61玉、91飛成、81歩合、62歩、71玉、72歩、同玉、94角、83桂合、92竜、82金合・・・ダメ。
・92飛成、82金合、同竜、同竜、53金、61玉、83角(図9)は71玉でダメ

図9(71玉で詰まない)

紛れをいろいろ読んでいるうち、91飛成としてから92竜として8筋に駒を打たせる手があることに気付く。そうすると、図9で玉方81歩を発生させることができれば詰むのでは?

つまり、図9に至るまでに91飛成、81歩の交換が入り、かつその後に92竜、82金合とできれば82同竜~53金以下詰むのではないか。

再掲図5

それを実現するには、図5から43角、41玉、91飛成、81歩、52角成、同玉、92竜、82金合という手順になる。

しかしこれには問題があった。43角に42玉とされると91飛成を利かせられないのだ。

42玉に対して33とのような別ルートで詰めばよいのだが、53玉、52角成、54玉は捕まる気がしない。

以上を踏まえると、91飛成を利かすことを優先するために、図5から43角に代えて43金と打つ手が浮上してきた。43金、41玉のときに91飛成と52金を選択できるようにする狙いである。

今日はここまで。明日はこの43金の変化を掘り下げてみたい。

つづく

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図巧8番 4

3日目(12月9日)

今日は4手目33同歩の変化を読む。

初手より43歩、同玉、33金、同歩、52銀、同馬、32桂成、44桂合(歩合は前述で詰み)、同金、同角、同と、32玉(図7)。

図7

ここから43金、同馬(22玉は33と~34桂)、同と、22玉と進めて図8。

図8

以前は図8から34桂~44角からバラして29飛、28歩を読んだ。代えて先に29飛、28歩だとどうなるか?

29飛、28歩、同竜、同竜、23歩で
(1)11玉は22角、同金、同歩成、同竜、23桂打、同竜、同桂生、22玉、13金~31角~13角成で詰み
(2)しかし23同竜とされ、同桂成、同玉で飛角角桂あるが詰まない。

では図8から92飛成だとどうか。92飛成、82歩合なら同竜、同竜、23歩以下、上記(1)とほぼ同様に詰む。しかし82桂合があり、同竜、同竜で角角桂桂で詰まない。

ここまでの読み筋からして、たぶんこの作品は「99飛のタテヨコの活用を同時に防ぐ88竜を、何らかの遠角(87角とか)でずらす構想作」なのではないか、と考え始めた。しかし単なる87角では同竜で、29飛が可能になっているわけではない。

もしかしたら、それに加えて、
・33同桂の変化が82金合で逃れ
・33同歩の変化が82桂合で逃れ
ということから考えて、金合や桂合の売り切れタイミングを見計らって飛車を動かす構想が上乗せになっているのかもしれない。

いずれにせよ今までの読み筋は俗手の駒取りばかりで妙手らしい手がない。何らかの構想が隠れているはずである。

つづく

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図巧8番 3

2日目(12月8日)

今日は4手目33同桂の変化を読んでみる。

再掲図1

図1の問題図から、43歩、同玉、33金、33同桂。次いで52銀、同馬、32桂成のときに45合は同香と取れるのが意外に盲点。

よって44合(歩に仮置き)、同金、同角(32玉は33金)、同と、32玉(図5)までは必然だと思う。

図5

図5からは43角か43金か。常識的には金を残して43角から読みたい。

43角に22玉の変化を片付けよう。
22玉、23歩、31玉、21角成で
①42玉は43と~52と~43馬、62玉、53金~61馬。この変化は44合によらない。
②41玉は33とに
(1)51玉、42香成で
(a)同馬は同と、61玉(62玉は53金~43馬)、43馬、71玉、72金~92飛成、82竜、62金。この変化も44合によらない。
(b)62玉は53と、74玉で8手目44歩合なら75歩以下。よって44桂合で持駒角金金桂桂となり、66桂に
(ア)83玉、92角、84玉、95金、93玉、83金
(イ)84玉、95金~94金、72玉、83角
(ウ)85玉、76金、同香、94角~83金~76馬
(2)43金合は同香生、51玉、42香成で(1)より一枚得。

以上で22玉の変化は解決。
43角には41玉or42玉となり、どちらでも52角成、同玉(図6)。

図6

図6から92飛成、82合、53金と進めたい。82桂香歩合なら81竜が生じて簡単。
82角銀合でも以下で詰む。
(1)41玉は33と、51玉、81竜
(2)51玉は81竜、71合、52歩
(3)61玉、81竜~43角

従って82金合となるが、これで詰みが見えない。以下
①53金には61玉
②41角には61玉
③53歩には62玉
で逃れているように見える。

今日の読み筋をまとめる。

・43歩、同玉、33金、33同桂の変化は44歩合(仮)、同金、同角、同と、32玉(図5)、43角、41玉、52角成、同玉(図6)、92飛成、82金合で現状詰まない

遡って、初手92飛成とすれば売り切れのため82金合ができない。つまり初手92飛成、82合なら同様に進めて玉方は33同桂の変化を選べなそうだ。

一方、この作品は99飛をタテヨコに動かすタイミングを巡る伏線構想作だと推測する。そのため、初手に92飛成を決めるのは作意じゃない気がしている。

明日はもう一度4手目33同歩を読んでみる。

つづく

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図巧8番 2

1日目(12月7日)Part 2

再掲図1(問題図)

ついさっき「地獄変」を解いたばかりだが、気が高ぶってすぐに取りかかる。

寝る前のベッド。いつものように、駒を高い順に、一枚ずつ声に出して覚える。
42玉、88竜、99飛、・・・32歩、22歩、14歩、35と。

盤面20枚を思い浮かべる。
高い順に2,3度暗唱。
次に1筋から9筋の順に暗唱。
金香の売り切れを確認。
線駒と桂の利きを確認。
駒の当たりを確認。
以上を頭の中で行い、盤面を頭に刻み込む。

布団に入り、電気を消す。
暗い天井が黒地のスクリーンとなり、今覚えた盤面が白抜きで映し出される。寝付くまでの解図の時間が始まる。

いよいよ読み始める。41手詰であることを既に知っている。手数は大きなヒントだ。

初手33金は同桂、43歩、41玉で玉が深い。代えて初手43歩、同玉に34金打は42玉、33金右、同桂でやはり41に逃げる形ができる。41玉の形を避けるのがよさそうだ。また、32桂成の空き王手は52に逃げられると広い。

しばらくして43歩、同玉、33金の筋が見える。同玉は32桂成以下。同馬は52銀~43金からバラして34角で詰み。よって4手目は33同歩か33同桂。どちらでも52銀、同馬、32桂成とすると成桂をすぐに取れず、合駒をもらえる形になりそうだ。

まず33同歩を掘り下げる。

図1から、43歩、同玉、33金、同歩、52銀、同馬、32桂成、44合、同金、同角(32玉は33金)、同と、32玉で図2。44合は歩で仮置き。

図2(4手目33同歩の変化)

図2から、打ちにくいが43金。以下22玉(43同馬は同と、22玉、23歩)、23歩~22角・・・33と~23歩で詰み。44でもらった1歩が利いている。

従って8手目は44桂合。つまり図2で持駒が角金桂となる状態。同様に43金、同馬(22玉は34桂~33角)、同と、22玉で図3。

図3

眠くなってきた。細かい変化を気にせず、雑に読んでみる。
図3から、34桂、同歩、44角、33桂打、同角成、同桂、同と、同玉、51角、22玉、29飛、28歩、同飛、同竜、23歩、11玉、33角成、22歩、同歩成、同金、23桂打、21玉、31桂成、同玉、42香成、21玉(図4)は足りないか。

図4

以下43馬としても11玉、23桂打、同金、同桂生、同竜、21金、同竜、同馬、同玉、31飛、22玉、32飛成、11玉で切れ。

図3以降に変化する場所はいくつかありそうだ。その辺りを明日読もう。

つづく

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図巧8番 1

1日目(12月7日)Part 1

「地獄変」を解き終えた夜。次に取りかかる作品は決めていた。

将棋図巧8番である。超難解作で知られ、多くのサイトや動画でも取り上げられている。

図1(将棋図巧8番 問題図)

10年近く前から無双・図巧を解き続け、200問中の199問目を解いたのが1年ほど前。図巧8番は最後に残った1問だ。

「無双・図巧を全部解いたらプロになれる」と言われる。それはウソだ。時間はかかれども、多分自分はこの図巧8番を解けるだろう。でも自分はプロレベルの棋力など及びもつかない。かつて無双・図巧を全部解いた人が何千人といたに違いないが、その中で一番将棋が弱いのは自分になるだろう。詰将棋を解く能力とと指将棋の実力の相関関係は、ある段階から消滅する。この1年そんなことをダラダラと考えながら、図巧8番に取り組む気が起きずにいた。

自分の解図方法は基本的に、筋が見えなくなったらしらみつぶし。コンピューター的に言うと全幅探索だ。詰将棋は、延々としらみつぶしを続ければいつかは解けるパズルだと自分は信じている。他の問題に要した時間から推定して、図巧8番といえどもやり始めれば2~3週間もあれば解けるだろう。

経験上この方法は棋力向上に役立たない。理論的に考えても、フィードバックや学習のサイクルが欠落しており、認知科学的に上達しない方法だと思う。

そんなことに昔から薄々気付きつつも、達成感や自己効用感を味わうためだけに解図を続けてきた。7~8年前は一番解図に熱を入れていた時期だが、その頃に比べると、図巧8番に挑むエネルギーが再燃することはないかもしれないと思っていた。

気が変わったのはたった10日前。5年以上放置していた「地獄変」をやり始めた。それがなぜなのか自分でもわからない。単純にソフトを使った指将棋の研究に飽きたのか。心の奥底にくずぶっていたペンディング案件を清算したくなったのか。いずれにせよ、今解かなければ一生解けない気がして、2度目の煙詰を解きはじめ、解き終えた。

図巧8番も、今解かなければ一生解けない気がする。2~3週間あれば解けるだろうと偉そうに書いたが、そんな保証はどこにもない。本当は自信がないのだ。同時に、2~3週間なんかじゃ到底解けない作品であって欲しいという、天の邪鬼な思いも同居している。

つづく

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「地獄変」13

8日目(12月7日)Part 2

解答と読み筋を照らし合わせ、読み抜けチェックをする。

結論としては、2箇所(1点目と5点目)に読み抜けがあった。

・2手目77同香成、64馬、96玉、97馬、同玉、88金、86玉の変化は77とで詰みと勘違いしていた。実際は77金でないと詰まない。

・58手目42桂合(図20)の変化は、解答は54角、23玉、43竜、33金合、45角以下。自分の読み筋は図21の43角~34と~32竜だが、これでも詰むことをソフトで確認。

・86手目24合(図15のあと14玉、34竜)は銀香歩の非限定に見えたが、ソフトによると
(1)24銀合は作意同様25銀~24竜~36銀、同玉のときに45銀から図22同様に早詰
(2)24香合は非限定。解答では触れられていない。

・97手目28銀(図19)から46玉の図22の変化。67と、同玉のあと、解答は58と左。自分は68と直で、これでも詰み。

・97手目28銀(図19)、36玉、27銀、45玉、56と、同玉のあと、解答は67と以下。自分は54竜で、これでも詰み。

・110手目58飛合(図25の次)、69金、48玉のあと解答は58金、39玉、49飛。自分の読み筋は58竜、37玉、38飛、26玉、56竜、15玉、35飛、25歩、26銀(図29)。14玉と24玉は詰むのだが、16玉!が読み抜けていた。というか25銀で楽詰みと考えていた。

図29(ギリギリ逃れ)

図29以下16玉、25銀、17玉、37飛で詰みと速断していたが、18玉、16竜、29玉で逃れる。

解答からの抜粋で面白い紛れがあったので紹介する。図30は70手目22銀合から、13歩、同玉、24とから追いかけた末。

図30

これが詰んでしまうと余詰むことになるが、実際は16玉、36竜、17玉の連千で逃れている。

作意

77と上、96玉、85銀、同玉、88香。同金、
75と、同玉、64馬、84玉、85香、93玉、
75馬、84桂、同馬、92玉、91桂成、同玉、
83桂、同竜、73馬、同竜、81香成、同玉、
73桂生、92玉、94飛、93歩、91飛、同玉、
93飛成、92飛、81桂成、同玉、71歩成、同玉、
72銀、同飛、同と、同玉、73飛、62玉、
82竜、51玉、71飛成、42玉、43歩、同金、
同と、同馬、31竜、同玉、32金、同馬、
同歩成、同玉、52竜、42飛、43角、31玉、
21桂成、同金、同角成、同玉、12香成、同飛、
同竜、同玉、42飛、22銀、13歩、同玉、
14歩、同玉、44飛成、13玉、24と、12玉、
13金、同銀、同と、同玉、33竜、14玉、
34竜、24歩、25銀、15玉、24竜、26玉、
36銀、同玉、37歩、同成銀、同と、同玉、
28銀、36玉、27銀、37玉、26竜、28玉、
38銀、同玉、49と、同玉、59と、同玉、
56竜、58金、69と、同玉、68金、同金、
同と、同玉、67竜、79玉、78と、同金、
69金、同金、88銀、89玉、69竜、88玉、
89香、99玉、98金、同玉、78竜、99玉、
88竜まで133手

総括

局面の都度、最小限の駒補充を繰り返し、細い攻めでつなぐ技術が神域。65手目の12香成から70手目の合駒読みがハイライト。合駒ごとに詰まし方が全く異なり、しかもそのどれもがギリギリで読み応え抜群だった。

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