「地獄変」2

今やっているのは、若島正さん作「地獄変」。煙の難解作との触れ込みである。

盤上のファンタジア 99番「地獄変」

長編は作る人も少ないが、解く人も少ない印象だ。恐らく、手数の長さや難解だという触れ込みを先に聞いてしまうことで必要以上に尻込みしてしまっているのだと思う。

無双・図巧、ミクロコスモスであろうと詰将棋であることには変わりなく、結局は王手と王手を受ける手だけで構成されるパズルである。怖がらずチャレンジするのを多くの人に勧めたい。といいつつ、「ゆめまぼろし百番」に尻込みしている自分もいるのだが・・・。

このブログで詰将棋の解図記録を綴ってみようと思う。その第一弾が「地獄変」だ。長編に取り組んだことがない方に、「長編だからといって何の特別なことはなく、短編と同じように解いているだけ」ということを伝えたい。

なお、この原稿を書いている時点では70手目付近を読んでいるところで、まだ解けていない。もし解けなかった場合はこの記録は未完となることを事前にお含み置き願いたい。

つづく

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「地獄変」1

最近無性に長編詰将棋がやりたくなった。
指将棋の研究は全然やっていない。

100手を超える長編詰将棋は今まで30題ぐらい解いた。趣向作でも煙でも、少しずつ局面が進んでいく過程が楽しい。長編作家は基本的に筋金入りの詰将棋作家であり、作品にほぼハズレがないのもいいところだ。

並行してスマホ詰パラ(以下スマパラ)を進めている。全問制覇を密かに目論んでいる。しかしLv1から始めてまだLv10の途中。この前ちょうど半分(7530/15060)に到達したばかりだ。

スマパラ全問制覇と無双・図巧だったら、たぶんスマパラのほうが時間がかかるだろう。別の記事で触れるが、無双・図巧はもうすぐ終わりそうなのだ。

つづく

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