「新扇詰」6

4日目(12月22日)Part 1

再掲図13

図13から、36香合は同竜、57玉、59香、58歩、同香~38竜から一周回って26竜まで戻ると持駒銀歩となり、36桂香合、同竜~58歩~38竜~47竜、35玉のときに36香合なら36銀~27竜から回って詰み(865手駒余り)。36桂合なら回ってきて23竜、35玉、27桂以下(879手駒余り)。

よって36桂合。同竜~58銀と捨てて図14。

図14

平凡に一周すると57玉のときに王手がない。図14で48竜が急所。35玉は39竜以下早いため47歩合を要し、合駒を稼げる。そしてもう一周回って図15。

図15

38桂、同成桂、36竜~58歩~38竜で全部駒がはがせて収束に向かう。最後の一周を回り、再度の38桂に57玉、55竜~58香(図16)。詰んだ!

図16(詰み上がり)

手数を数えて873手詰。ん?しかしさっき879手駒余りの変化があった。割り切らないといけないか。

再掲図13

図13からの香合を早く詰ませば良い。しかし同竜、57玉、59香、58歩、同香~38竜~58竜、46玉のとき、さっきの応用で48竜として1歩稼いでも・・・

図17

進んで図17になるが、歩が増えた効果が出せない。26竜に36香なら早く詰むが、36桂合で結局もう一周する羽目になり、うまく割り切れない。

自分はこういう変化を割り切るのにはあまり興味がないタイプなのだ。あっさり答えを検索すると、図13からの香合は同竜~66銀~37竜(これが見えなかった)~58香~48竜で早いということだった。

次の記事で総括をしよう。

つづく

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