8日目(12月7日)Part 2
解答と読み筋を照らし合わせ、読み抜けチェックをする。
結論としては、2箇所(1点目と5点目)に読み抜けがあった。
・2手目77同香成、64馬、96玉、97馬、同玉、88金、86玉の変化は77とで詰みと勘違いしていた。実際は77金でないと詰まない。
・58手目42桂合(図20)の変化は、解答は54角、23玉、43竜、33金合、45角以下。自分の読み筋は図21の43角~34と~32竜だが、これでも詰むことをソフトで確認。
・86手目24合(図15のあと14玉、34竜)は銀香歩の非限定に見えたが、ソフトによると
(1)24銀合は作意同様25銀~24竜~36銀、同玉のときに45銀から図22同様に早詰
(2)24香合は非限定。解答では触れられていない。
・97手目28銀(図19)から46玉の図22の変化。67と、同玉のあと、解答は58と左。自分は68と直で、これでも詰み。
・97手目28銀(図19)、36玉、27銀、45玉、56と、同玉のあと、解答は67と以下。自分は54竜で、これでも詰み。
・110手目58飛合(図25の次)、69金、48玉のあと解答は58金、39玉、49飛。自分の読み筋は58竜、37玉、38飛、26玉、56竜、15玉、35飛、25歩、26銀(図29)。14玉と24玉は詰むのだが、16玉!が読み抜けていた。というか25銀で楽詰みと考えていた。
図29以下16玉、25銀、17玉、37飛で詰みと速断していたが、18玉、16竜、29玉で逃れる。
解答からの抜粋で面白い紛れがあったので紹介する。図30は70手目22銀合から、13歩、同玉、24とから追いかけた末。
これが詰んでしまうと余詰むことになるが、実際は16玉、36竜、17玉の連千で逃れている。
作意
77と上、96玉、85銀、同玉、88香。同金、
75と、同玉、64馬、84玉、85香、93玉、
75馬、84桂、同馬、92玉、91桂成、同玉、
83桂、同竜、73馬、同竜、81香成、同玉、
73桂生、92玉、94飛、93歩、91飛、同玉、
93飛成、92飛、81桂成、同玉、71歩成、同玉、
72銀、同飛、同と、同玉、73飛、62玉、
82竜、51玉、71飛成、42玉、43歩、同金、
同と、同馬、31竜、同玉、32金、同馬、
同歩成、同玉、52竜、42飛、43角、31玉、
21桂成、同金、同角成、同玉、12香成、同飛、
同竜、同玉、42飛、22銀、13歩、同玉、
14歩、同玉、44飛成、13玉、24と、12玉、
13金、同銀、同と、同玉、33竜、14玉、
34竜、24歩、25銀、15玉、24竜、26玉、
36銀、同玉、37歩、同成銀、同と、同玉、
28銀、36玉、27銀、37玉、26竜、28玉、
38銀、同玉、49と、同玉、59と、同玉、
56竜、58金、69と、同玉、68金、同金、
同と、同玉、67竜、79玉、78と、同金、
69金、同金、88銀、89玉、69竜、88玉、
89香、99玉、98金、同玉、78竜、99玉、
88竜まで133手
総括
局面の都度、最小限の駒補充を繰り返し、細い攻めでつなぐ技術が神域。65手目の12香成から70手目の合駒読みがハイライト。合駒ごとに詰まし方が全く異なり、しかもそのどれもがギリギリで読み応え抜群だった。